ごあいさつ
微笑みと安らぎのために
みなさまこんにちは。まつもとファミリークリニック院長の松本重人です。
尼崎の地で地域医療に携わることに喜びを感じ、遠くに六甲の山並みを望みながら診療をしております。
西武庫公園を訪れると、そこにある大きく枝を張った木々は、様々な鳥たちを招き入れます。
そして鳥たちはそこに巣を作り、自由を謳歌するがごとくさえずるのを、通りすがりに耳に心地よく感じます。
そんな風景を身近に感じながら、少し自己紹介をさせていただきます。平成3年に徳島大学を卒業し、大阪大学病院研修では血液疾患、神経疾患、糖尿病を学び、大学院で不整脈と心臓病を専攻。
以後救急医として池田の悲しい事件に関わり、循環器医としてカテーテル治療に携わることで、「人の命とは?」という医師にとっての至上命題を常に頭に置きながら医療活動をしてまいりました。一方でご病気により抱えてしまった障害に対して、リハビリテーションというあきらめずにそれを克服していくことの重要性を学び、それを生かしていきたいと思うようになりました。
そして幼いころに私の父が町医者として、常に患者様と向き合う場面を目にしておりました私が抱いていた、「いつしか自分も・・・」という思い。ようやくその思いが叶ったのが、この尼崎という人情味あふれた地です。
地域医療者としての活動の場を与えていただいた、この地のご縁に感謝しております。
そこでは様々な多くの患者様、ご家族様との出会いがあり、私に「身近な医療とは何か」について教えていただきました。
また、「いかに病院嫌いなお子さんに微笑んでいただくか」という難解なテーマにも取り組んできました。
そして・・・次第に膨らむ「地域医療人として、育てていただいたこの街にぜひ、ご恩返しがしたい」それを実現するために、平成27年に当院の開設を決意いたしました。私にできることは何でしょう?それはこういうことでしょうか。
「こんなことで病院に行っていいのかしら」
「体調が悪いのだけど、どこに行ったらわからない」
「もう少し病気のことが知りたい」
「子供がお医者さん嫌いで困っている」
と、患者様がお持ちのご病気や悩みは様々です。
『クリニックが、その疲れ重く引きずるような心やご病気を、安心と癒しを差し上げることで、微笑みでお帰りいただくこと』
翼を傷めた鳥が、一時でも休めるように・・・
そんな誰もが安心してとまれる、武庫之荘の大樹であれとの願いから、当院の院内をテーマカラーの新緑溢れる緑と暖かい木目を基調とし、小さいお子様からご高齢の方まで、ご家族ぐるみでお越しいただければという意味を込めて、ファミリークリニックといたしました。
みなさま、一度私たちのクリニックにぜひお越しいただき、何でもご相談ください。
スタッフ一同、新緑からあふれる暖かな木漏れ日のような笑顔で、お待ち申し上げております。
- 資格等
- 日本循環器病学会会員
日本プライマリーケア学会会員
日本超音波学会会員
日本心臓リハビリテーション学会会員
兵庫県立尼崎病院研修委員会委員 - 経歴
- 1991年 徳島大学医学部 卒業
1999年 大阪大学医学部大学院 修了
1992年 市立豊中病院内科研修
1999年 市立池田病院救急診療科
2005年 大阪中央病院循環器科医長
2008年 行田総合病院循環器医
2010年 小中島診療所所長
2015年 まつもとファミリークリニック開院